続・あこがれの競泳水着(2)

 

3.あやまち

 部活の終わり。それは、部員にとっては終わりだが、しかし由佳里にとっては終わりではない。欲望が、奈緒の心を揺さぶる。部活の後、由佳里は練習を続ける。水上舞と一緒に。紺の競泳水着を着た綺麗な由佳里、体の線を晒した姿……

 

「しゅうりょーっ、お疲れ様でしたぁ」

 整理体操が終わり、プールサイドにその日の担当の声が響く。その途端、長い練習で溜まった疲れを晴らすかのように、部員達の緊張が解ける。こわばった顔を崩し、仲の良い者同士集まってきゃいきゃいとしゃべりながら、ぞろぞろとシャワールームへ向かう。

 その日、普段なら友達とゆっくりしゃべりながらシャワーを浴びるところ、奈緒は談笑はそこそこにして素早く目を洗いシャワーを浴びた。

「あれ、奈緒ちゃんもうシャワー浴びたの?」

 いつも通りにゆっくりとシャワーを浴びていた友人が、早々と更衣室へ向かう奈緒に声をかけた。

「うん、今日ちょっと急ぐんだ。ごめんね」

「ううん、いいよ。じゃまたね」

 笑顔で手を振る友人に、同じく手を振り返しながら、奈緒は少しだけ心が痛むのを感じた――

 

 正規の部活時間の後、由佳里はほぼ必ず個人練習をする。また部活が休みの木曜日も、由佳里は個人練習をする。その練習にはしばしば水上舞が付き合っていたが、しかし必ず付き合っている訳でもない。特に水曜日は、舞も他の部員と一緒に帰っている事を、奈緒は以前から知っていた。

 誰よりも早く着替え終えた奈緒は、一番早く更衣室を出た。2年生・3年生部員に頭を下げ、更衣室から出て屋内プール棟を後にする。だが、そのまま校門から出て帰途に就くことはなかった。逆に、もう用はないはずの校舎へと歩いて行った。

 奈緒は渡り廊下を通って校舎に入ると、そこで後ろを振り向いた。誰もいない事を確認してから、校舎の柱にひっそりと身を隠すようにして、屋内プール棟の方を窺うのだった。

 ほどなくして、屋内プールから部員達が三々五々と出て来るのが見えた。疲れを顔に浮かべ、あるいはくつろいで、部員達が帰って行く。帰っていく彼女らの中には、水上舞の姿もあった。その後ろ姿を黙って見送りながら、奈緒は辛抱強くその場で待ち続けた。

 やがて、後片付けの1年生部員が姿を見せ、それを最後に屋内プールからは誰も出てこなかった。もう、水泳部の部員は皆帰ったらしい。ただ独り、由佳里を除いては。

 誰も出て来なくなっても、さらにしばらくの間、奈緒はじっとその場で待ち続けていた。そうして、本当にもう誰もいなくなったと確信が持ててから、おもむろに足を踏み出した。

 緊張した無表情な顔で、奈緒は屋内プール棟へと向かった。表扉をくぐり、靴を脱いで、少し前に出てきたばかりの更衣室へと向かう。窓から覗いてみると、案の定室内は無人だった。プール室に由佳里の気配を感じながら、彼女はそっと更衣室の扉を開け、中に体をすべり込ませた。

 部員皆が帰った事が分かり、奈緒の緊張は徐々に薄れていった。彼女は自分のロッカーの前に荷物を置くと、部活用かばんを開け、素早く着替えを始めた。制服を脱ぎ、人目を気にすることなく裸になると、水着を取り出して身につける。ただしスイムキャップとゴーグルは持たない。

 着替え終わると、脱いだ制服を畳み、最後に水着の上からジャージの上着を着込む。これで、すべての準備は整った。彼女はプール室に通じる扉に目を向けた。窓越しに室内の照明が見え、まだ誰かが残っていることが分かる。残っているのは、他でもない由佳里のはずだった。

 わたしと由佳里せんぱい、2人だけ。他には誰もいない。あの水上舞もいない。欲しかったせんぱい、あの扉の向こうに……。奈緒の心が甘く震える。

 彼女はぺろりと唇を舐め、歩き出した。すのこの上を、足音をひそめてそっと歩く。扉も、できるだけ音を立てないように静かに開け、プール室に入る。消毒槽を通らず直接プールサイドに降り立ってから、彼女は辺りを見回した。――居た。プールサイドに立つ、競泳水着姿の由佳里。

 由佳里は部活時の競泳水着のままで、奈緒の方に背を向けて立っていた。プールサイドに立ち、一人で準備体操をしている。奈緒の侵入に気付いた様子はない。

 ついに、夢にまで見た瞬間が訪れようとしていた。計画通りに事を運んだ奈緒は、一面とても冷静で、また一面のぼせ上がっていた。甘い期待ではちきれそうな心を抱え、彼女は立ち止まって最後の確認をした。周りを見回し、耳を澄ませる。誰もいない。気配も感じない。大丈夫。そうして、彼女は改めて足を踏み出した。

 ……だが、彼女は一つだけ見落としをしていた。更衣室の隅に、誰かのものであろう小さな手提げ袋が落ちていたのだった。別に注意深くなくとも、普通に更衣室内を見回せば目に入るはずのものだった。だが、人影のない事で安心した彼女は、それを見落としていたのだった……

 

 奈緒の心臓がとくとくと高鳴る。彼女は、プールサイドで体操する由佳里に近付いて行った。歩く足が、少しだけ震えていた。

「せーんーぱい」

 できるだけ軽く明るく、奈緒は由佳里に呼びかけた。振り向いた由佳里は、帰ったはずの奈緒の姿に驚きの表情を浮かべた。

「あら、友野さん。まだいたの」

「はい。先輩が、部活の後も残って練習なさってるって聞いて」

「ああ…… えっと、ごめんね、これって私の個人練習だから、あんまり泳ぎ教えてあげたりとかはできないの……」

 表情を曇らせる由佳里の前で、奈緒は、慌てて手を振った。

「先輩、違うんです」

 彼女ははにかみの混じった笑みを作ると、ジャージのすそに手をかけた。

「私、水着を新調したんです。それを先輩に最初に見てもらいたくって」

 由佳里の表情が緩んだのを認め、奈緒はゆっくりとジャージを脱ぎ始めた。視線を意識しながら、すそにかけた両手を上げて行く。胸の下まですそを上げると、上体を反らすようにして、すっと脱ぎ放った。

 ジャージの下からは、今までのノーマルなスクール水着に代わり、競泳タイプのスクール水着に身を包んだ奈緒の体が現れた。滑らかな紺無地の布が、成長途上のふっくらした体にぴったり張り付いている。

 奈緒は両手を降ろすと、袖から腕を抜きながら後ろを向いた。水着の背中は大きく開き、真ん中から白いゴムの肩ひもが伸びている。脱いだジャージを足元に置いて、再び彼女は由佳里の方を向いた。

「……どうですか?」

「ええ、よく似合ってるわ」

 由佳里はにっこりと微笑んで答えた。

「ほんとですか? ありがとう、せんぱい」

 奈緒もにっこりと笑い、嬉しそうに由佳里に抱きついた。背の低い彼女は、ちょうど由佳里の鎖骨の辺りに顔が来る。彼女は由佳里の胸に顔をうずめるようにして、背中に腕を回した。プールで冷えた由佳里の体と、濡れた水着の感触を、彼女は全身で感じた。頭の上から少し呆れたような由佳里の笑い声が聞こえ、手が奈緒の背中を軽く叩いた。

「はやくうまくなるといいわね。……さ、それじゃ私は、これから練習するから」

「ええーっ、もう少しこうしていたい」

 奈緒はわざとすねたような声を出し、由佳里を抱く腕に力をこめた。奈緒に甘えつかれて、由佳里は少し困ってしまったようだった。もう一度、手が彼女の背中を軽く叩いた。

「ほら、友野さん…… また今度、ね。私は練習があるから」

「……水上せんぱいとは、ずっとこうしてたのに」

 奈緒が静かに口にした言葉で、由佳里の動きが止まった。息を呑み、凍りついたように身を固くする。由佳里の鼓動が早くなるのを、奈緒は水着越しに肌で感じた。

「日野せんぱいと水上せんぱいって、どういう関係なんですか」

「どういう関係、って……」

「とぼけないで下さい」

 奈緒は由佳里に体を押し付けると、右手でゆっくりその背中をまさぐった。

「私見たんです。日野せんぱいと水上せんぱいが、プールサイドで抱き合ってるとこ……」

 奈緒の右手が下に降り、由佳里のウエストからヒップまでを愛しげに撫でた。さらに、左手を彼女の右の胸に当てた。かすれた声で、彼女が小さくあっ、と声を上げる。

「それから、水上せんぱいとキスしてるとこも……」

 そう言うと、奈緒は由佳里の右の乳房に唇を当てた。ひんやり濡れた水着の塩素臭が、彼女の鼻をつんとついた。水着越しに乳首を口に含み、舌でなぶり始めた。由佳里は奈緒の両肩に手を当てたが、しかし押し返せずにいる。

 競泳水着の生地は、薄く滑らかで、しかも濡れて由佳里の肌にぴったりと貼りついている。奈緒の丹念な舌の動きはしっかりと由佳里の体に伝わっていた。冷えた乳房を十分に温め、彼女が口を離すと、唾液がねっとりと糸を引いた。

「2人の関係って、まだ誰も知らないんですよね」

 ぬるりとした唾液の光る右の乳首に、今度は指を当てた。そして、転がすようにして弄び始めた。由佳里の体がぴくん、と反応し、両肩に当てた手に力がこもった。

「あっ、友野さん、だめ……」

 しかしそんな由佳里の抗いを封ずるように、奈緒は右手を由佳里のウエストに回し、力を入れて抱き寄せた。左手はぐっと由佳里の乳房を揉み、乳首を爪を立てて転がした。

「誰も知らない、秘密の関係……」

 話しながら奈緒は由佳里の体に顔を近付け、彼女の肌に舌を這わせた。舌先で肌を押すようにして、鎖骨から左の首筋へ、ゆっくりと舐めていった。

「あたしも、せんぱいと秘密持ちたいな……」

 由佳里の息遣いが乱れ、肩を押す手が動揺したようにぐらぐらと揺れた。彼女の右の乳房を弄びながら、奈緒は再び彼女の胸元に顔をうずめ、今度は左の乳房に唇を当てた。舐める舌の先に、盛り上がり始めた肉芽の感触があった。

「友野さん……やめて……」

 そう言う由佳里の声は弱々しく、奈緒の両肩を押す手にも、強い力はこもっていない。

(せんぱいが、感じてる)

 奈緒は、由佳里の乳房をさらに苛んだ。右の乳首を指でつまみ上げ、左の乳首には歯を立てた。

「はうっ!」

 由佳里の口から、一際大きな喘ぎ声が洩れる。彼女は大きく身をよじらせ、肩を押す手からは一瞬力が抜けた。胸は息継ぎの度に大きく上下し、奈緒の責めで火照り始めた体はうっすらと汗ばんでいた。

「もう、やめましょう……お願い」

 喘ぎながら、それでもまだ由佳里は奈緒から体を離そうとした。奈緒の両肩を押し離しながら、後ずさりした。

「どうして、やめないといけないんですか」

 自分を受け入れようとしない由佳里に、奈緒はかすかに苛立ちを感じた。後ずさりする由佳里を体全体で押すと、彼女を壁際に追い詰めた。

「水上せんぱいとは隠れてあんなことしてたのに、どうしてですか」

「そ、れは……」

 由佳里は答える事ができない。羞恥と体の火照りで頬を赤く染め、彼女は顔を背けた。

 奈緒は由佳里を壁に押し付け、動きを封じた。そのまま左足を股間に割り込ませ、由佳里の足を開いた。

「せんぱい、いっぱいいっぱい、感じさせてあげる」

 左手で由佳里を壁に押し付けたまま、奈緒は少し体を離した。腰に回していた右腕をほどき、股間へと伸ばす。指先で由佳里の秘部を覆う水着をなぞると、布の上からでも秘肉の膨らみが感じられた。

 奈緒は人指し指と中指に力を込め、布の上から秘部を押さえつけた。瞬間、由佳里の体が硬直し、両肩を強く掴まれた。そのまま、奈緒は割れ目に沿ってぐいぐいと指を前後させ始めた。

「いや、あっ、あっあっ、あはう、んふうっ」

 由佳里は体をびくびくと痙攣させ、切なげに喘いだ。奈緒の肩を掴む由佳里の手から、みるみる力が抜けて行く。さらに彼女はがくりと体を折り、押し返すはずの奈緒の体に思わずよりかかる格好になった。奈緒は由佳里を抱きとめると、左の肩でその体を支えた。耳元に、由佳里のはあはあという荒い呼吸を感じる。股間に触れた指先が、布越しにじわじわと温もりつつあることを教えている。

「せんぱいのあそこ、濡れてる…… 濡れて、熱くなってるわ」

 前屈みになった由佳里の体を起こすようにして、再び壁際に押し戻すと、奈緒は自分の体をぴったりと密着させた。そうして由佳里の体の火照りを、全身で感じ取った。

「ねえせんぱい、きもちい? きもちいんでしょ。こんなに濡れて…」

 由佳里の秘部をまさぐる右手が、水着の下に潜り込んだ。秘部に直接触れると、そこはもう漏れ出した液体でしっとり濡れている。奈緒は、二本の指にたっぷりとぬめりを塗りつけ、そしておもむろに、その指を割れ目にくいこませた。

「くふうっ!」

 由佳里の体が大きく波打った。奈緒がさらに指に力をこめ、割れ目をぐいぐいと押さえつけると、由佳里は顎を反り返らせ、体をぶるぶると震わせながら、声にならない声で喘いだ。奈緒は由佳里の秘蜜で存分に指を濡らし、その指をゆっくりと前後に動かし始めた。

「はあああっ、あはあん…… と、友野さ…… あん、あん」

 指の腹に、固くしこったクリトリスと、膣口周りの柔らかい肉襞を感じる。奈緒の指に秘部をこすり回され、由佳里は小刻みに震えていた。時に、びくん、びくんと激しく体を波打たせる。彼女の秘部からは愛液が止めどなく溢れ出し、奈緒の指を伝って手まで濡らしていた。もはや彼女に奈緒を押し返す力はなく、奈緒の両肩に当てた手は、むしろ自分の体を支えるために当てられていた。

「せんぱい、きもちいなら、きもちいと言って」

「あっ、あふ…… きも、ちいわ……」

 その言葉を聞いた時、奈緒はこの上ない喜びを感じた。欲しかったせんぱい。せんぱいを手に入れた。興奮と陶酔で、体全体が熱っぽく感じられた。熱い吐息をまとわりつかせながら、彼女は由佳里の顔を見上げた。

 しかし、由佳里は顔を背け、奈緒と目を合わせようとはしなかった。奈緒の目に映った由佳里の横顔には、陶酔の色はなく、むしろ苦しみに歪み、睫に涙を溜めていた。

(えっ、せんぱい……)

 困惑で奈緒の動きが止まった、丁度その時。背後から思いもよらない厳しい声が響いた。

「何してるの! 離れなさい!」

 弾かれたように振り向くと、そこには、水上舞が立っていた……

 

「せんぱ……どうして、ここに」

 帰ったはず。ここには来ないはず。なのに。奈緒の頭は、何も考えられない空白になった。

「離れなさいって言ってるでしょ!」

 答える舞の声は、明らかに怒りの響きを帯びていた。彼女は手に持っていた小さな手提げ袋を投げ捨てると、茫然と見つめるだけの奈緒にまっすぐ歩み寄り、その肩をぐいと掴んだ。力まかせに由佳里から引き剥がし、そして、右手を大きく差し上げた。

 舞の右手が、奈緒の頬を思いきり張り飛ばす。ばしっ、という音と、鋭い痛み。勢い余って尻餅をついたところで、奈緒はようやく気を取り直した。座りこんだまま壁際を見ると、呆然とした表情の由佳里がうずくまっていた。すぐ側には舞が付き、心配そうに声をかけている。

 舞が、きっと奈緒の方を向く。立ちあがり、再び奈緒に歩み寄った。奈緒の足元に立ち、座りこんだままの彼女を見下ろした。

「あんた…… 自分が何したか分かってるんでしょうね」

 舞の声は震えていた。目は大きく見開かれ、燃えるような怒りの色を湛えていた。手は、指が白くなるほど強く拳を握り締めていた。

「……なによ、お互い様でしょ」

「なんですって?」

 座りこんだまま言い返した奈緒の言葉に、舞の声が裏返った。奈緒の心にも、ふつふつと怒りの感情が湧きあがっていた。嫉妬と、復讐心が、暗い彩りを添えている。奈緒は舞を見上げると、馬鹿にしたように口を開いた。

「あんただって、先輩の乳繰ってるんでしょ。自分ばっかり偉そうに」

「……!!」

 舞の目が、さらに大きく見開かれた。怒りの高ぶりを示すように歯をくいしばり、唇の端がぶるぶると震えていた。顔に朱が差し、表情が歪んだ。舞の怒りの高ぶりが、奈緒の嫉妬と復讐心に甘い油を注いだ。奈緒はさらに言葉を継いだ。

「日野先輩とのこと、みんなにばらしてやるわ。部にいられなくしてあげる。このレズ女」

 瞬間、舞の拳が飛んできた。怒りにまかせてやみくもに振り下ろされた拳は、奈緒の額の辺りを打ち、彼女は頭をしたたかに床にぶつけた。起き上がる間もなく、舞がのしかかってきて激しく拳を打ち下ろした。奈緒も負けずに舞につかみかかり、2人はプールサイドで激しくもみあった。

「やめて、2人ともやめて、お願い」

 もみあう2人の間に、由佳里が割り込み、ようやく喧嘩は終わった。由佳里は舞の胸にしがみ付くようにして、彼女を奈緒から押し離した。

「……友野さん、水上があなたを殴った事は、私から謝るわ。どうか許してあげて。それから…… 今日は、もう帰って。お願いだから……」

 由佳里は舞の胸元に顔を隠したまま、震える声でそう言った。舞は、由佳里に押し止められながらも、まだ怒りの視線を奈緒に向けている。奈緒は少しの間黙って2人を見ていたが、やがてそそくさと小走りにその場を去って行った。

 

 最悪の気分だった。更衣室に入り、1人きりになると、途端に涙が溢れてきた。どうして、こんなことになっちゃったんだろう。せんぱいを傷つけるつもりも、けんかするつもりも、全然ないのに。なのに。こんなことに……。

 泣き声が出るのをこらえながら、彼女は乱雑に着替えを済ませた。自分が取り返しのつかない事をしてしまったのは分かっていた。これからどうなるのか。絶望が彼女の心を覆っていた。

 帰り際、更衣室の窓からプール内を覗いた。プールサイドには競泳水着姿の由佳里がぺたりと座りこみ、その肩を、舞が優しく抱いていた。

 
 
続く 戻る

メニューへ
動画 アダルト動画 ライブチャット